空き家の危険を改めて考えよう
こんにちは。愛知県江南市を中心に扶桑町・大口町・犬山市・一宮市・岩倉市エリアで解体工事を行っているHome&nico解体のブログ担当です。
最近、空き家になっていたお隣の住人が犯人だったという痛ましいニュースがありましたね…。被害者の方の為にも早く解決する事を願うばかりです。
空き家は放っておくと、ただ家が古くなるだけでなく、防犯や地域の安全にとっても深刻な問題を引き起こしてしまうことがあります。実家を相続したけれど、遠方に住んでいてなかなか管理ができない……。お隣の家がずっと空き家のままで、なんだか心配……。
改めて、空き家にまつわる「心配事」と、所有者様や周囲の皆さんが「今できること」について、お伝えしていこうと思います。

空き家が抱える一番の不安…「防犯」と「不審者」の問題
家は、人が住んで手を入れ続けていないと、驚くほどの早さで傷んでいってしまいます。そして、ひと目で「ここは誰も住んでいないな」と分かってしまう状態になると、さまざまなトラブルを引き起こす原因になってしまうんです。
① 不審者の侵入や不法占拠のトラブル
人の気配がない空き家は、残念ながら不審者にとって絶好の隠れみのになってしまうことがあります。窓ガラスが割られたり、鍵を壊されて勝手に中に侵入されたり……。最悪の場合、知らない人が住み着いてしまう「不法占拠」に発展することもあるんです。
② 放火や犯罪の温床になる危険性
空き家の周りにゴミがポイ捨てされたり、庭の草木が伸び放題になって枯れ葉が溜まったりしていませんか?こうした状態は、放火魔に狙われやすくなるため本当に危険です。また、人目が届かないことを利用して、空き家が犯罪の拠点や、盗品などの隠し場所にされてしまうケースもあるようです。
「誰も住んでいないから、中が汚れるくらいなら大丈夫」と思いがちですが、実は地域全体の治安を脅かす大きな原因になってしまうのですね。
誰が片付ける?複雑に絡み合う「所有者問題」
空き家をなんとかしたいけれど、なかなか前に進まない……。その大きな理由の一つに「所有者問題」があります。
名義人が分からなくなってしまう
「おじいちゃんの代のままで、名義変更(相続登記)をしていない」「親戚がたくさんいて、誰の責任で処分していいか話し合いが決まらない」というケースは、実はとてもよくあるお話です。法的な手続きや親族間の話し合いが難航しているうちに、何年も歳月が流れてしまい、家がどんどん傷んでいく……という悪循環に陥ってしまうのですね。
遠方に住んでいて管理ができない
「実家は愛知県にあるけれど、自分は東京で働いている」という場合、気になってはいても、頻繁に様子を見に帰るのは体力面でも金銭面でも大変ですよね。
放置された空き家は、台風や地震のときに瓦が飛んでしまったり、壁が崩れてご近所の車や人を傷つけてしまったりする恐れもあります。そうなったとき、管理を怠っていたとして、所有者様が大きな損害賠償を請求されるケースもあるため、「所有者がはっきりしない」「遠くて管理できない」という問題は、できるだけ早めに解決の一歩を踏み出すことが大切です。
ご近所の空き家が気になる…「周囲の人が気をつけられること」
もし、みなさんのご近所に気になる空き家がある場合、あるいはご自身の実家が空き家になっていて近隣の方に迷惑をかけたくない場合、周囲の私たちはどんなことに気をつけたら良いのでしょうか。
実は、地域のみなさんの「ちょっとした目」や「声かけ」が、大きなトラブルを防ぐ防衛策になりますよ。
* 異変がないか「地域の目」でチェックする
「いつも閉まっているはずの窓が開いている」「見慣れない車や人が出入りしている」「ゴミが急に増えた」など、お散歩や買い物のついでに少しだけ意識して見てみてください。「地域の人に見られている」という空気感があるだけでも、不審者は近づきにくくなります。
* 危険を感じたら、自治体や警察に相談を
もし、今にも倒れそうな塀があったり、不審な人が出入りしているのを見かけたりしたら、決して無理にご自身で解決しようとせず、地域の自治体(役所の空き家対策の窓口など)や、警察へ相談してみましょう。所有者への指導や、パトロールの強化など、適切な対応をとってもらえます。
* 「もしも」のために連絡先を共有しておく
もし所有者の方と連絡が取れる関係であれば、「何かあったときのために」と連絡先を交換しておくのが一番安心です。「台風の後、瓦がずれていたよ」「草が道路まで伸びてきているよ」と、やさしく教えてもらえる関係性があると、所有者の方も「早く対処しよう!」と思えますよね。
空き家問題を考えるのは、地域の「安心・安全」な未来へのスタート
空き家をそのままにしておくことは、防犯面でも、そこに住むご家族の安心にとっても、たくさんのリスクがあります。
だけど、実家を手放したり、解体したりすることは、費用もかかるし、何より思い出がたくさん詰まっている分、心にちょっぴり痛みを伴う決断でもありますよね。家を壊して更地にすることは、決して寂しいことだけではありません。 「不審者」などの不安をなくし、ご近所の方々が安心して暮らせる街をつくること。そして、ご家族が新しい一歩を踏み出すための「未来の準備」でもあるんです。
この機会に「うちの空き家、どうしたらいいのかな?」「あそこの空き家心配なんだけどどこかに相談した方がいいのかな…」など家族で話し合ってもいいかもしれませんね。
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