アスベスト(石綿)の危険性
こんにちは。愛知県江南市を中心に扶桑町・大口町・犬山市・一宮市・岩倉市エリアで解体工事を行っているHome&nico解体のブログ担当です。
「解体工事の見積もりを取ったら、アスベストの調査費用が入っていた」「古い家だからアスベストが心配…」 お客様からこうしたお声をいただくことがあります。2022年(令和4年)からアスベストに関する規制がとっても厳しくなったので、これから解体を考えている方にとっては避けては通れない大切なテーマですね。
費用を押させるためにDIYなどで自分で解体したいって行為は絶対にさけてくださいね。アスベスト除去には専門資格が必要なんです!
以前もお伝えしましたが、そもそもアスベストって何?というお話から、工事中に気をつけるべきポイントまで、わかりやすくお話ししますね!

そもそも「アスベスト」って何?
アスベスト(石綿)は、天然に存在する「繊維状の鉱物」のことです。 「石なのに綿(わた)のよう」という不思議な性質を持っていて、とにかく熱に強く、丈夫で、おまけに安い!という魔法のような材料でした。そのため、ひと昔前までは、ビルの耐火材や住宅の屋根材、壁材など、例えば、モルタルの外壁・カラーベスト・押入の天板(ボード類)といったもの、ありとあらゆる建築資材に使われていたんです。
しかし、その非常に細かな繊維(髪の毛の5,000分の1ほど!)を吸い込んでしまうと、肺に刺さって何十年も残り続け、健康に害を及ぼすことがわかり、今では製造・使用が完全に禁止されています。
なぜ危険と言われるの?(危険性について)
アスベストの怖さは、「目に見えないほど細かくて、すぐには症状が出ないこと」にあります。 吸い込んでから病気になるまで15年〜40年という長い潜伏期間があるため、「静かな時限爆弾」なんて呼ばれることもあります。
ただし、ここで知っておいてほしいのは、「そこにあるだけで即座に危険」というわけではないということです。 アスベストが板状に固められている場合(屋根材や壁板など)、そのままの状態なら飛散する心配はほとんどありません。一番危険なのは、解体や改修のときに粉塵として舞い上がり、それを吸い込んでしまうことなんです。
※DIYではこの粉塵防止が不十分になってしまうため、自分にも周辺にも危険が増してしまいます。
アスベスト調査・除去はどんな方法で行うの?
今のルールでは、解体する前に必ず「事前調査」を行うことが義務付けられています。
- 設計図書での確認:まずは建物の図面を見て、建てられた年代や使われている材料を確認します。
- 現地での目視調査:実際に現場に行き、怪しい場所がないか細かくチェックします。
- 分析調査:目視で判断できない場合は、材料の一部を採取して、専門の機関で成分を調べます。
除去が必要になった場合は、その「飛び散りやすさ(発散性)」によってレベル1〜3に分類され、それぞれに合った厳重な方法で作業を進めます。
- レベル1(高い):耐火被覆材など。防護服を着て、作業場所を完全に密閉し、強力なフィルターがついた排気機を使って作業します。
- レベル3(低い):スレート屋根や壁のボードなど。基本的には水をまいて湿らせながら、手作業で丁寧に剥がしていきます。
解体中に気をつけること・正しい対処法
「工事が始まったら近所に迷惑や健康被害が出ないかしら…」と不安になる方もいらっしゃいますよね。でも、「正しいルールを守って対処すれば大丈夫」なんです!
工事の際に特に気をつけているのは、以下のポイントです。
- 徹底した散水:粉塵が舞わないよう、常に水をまきながら作業します。
- 適切な養生(シート):現場をしっかりとシートで囲い、周囲への飛散を防ぎます。
- 看板の掲示:調査結果や作業内容を、ご近所の方にもわかるように掲示します。
- 廃棄物の運搬・処分:二重袋などで密封し運搬、指定処理場で処分します。
お客様(施主様)に気をつけていただきたいのは、「あまりにも安すぎる業者さんには注意」ということです。アスベストの処分には適正な費用がかかります。それを無視して無理やり壊してしまうような業者は、自分たちの健康だけでなく、施主様や地域の皆さまを危険にさらしてしまうことになります。
誠実に、法律に則った調査と報告をしてくれる業者を選ぶことが、何よりの安心につながりますよ。
最後に:不安を安心に変えて、次の一歩を
アスベストと聞くと怖くなってしまいますが、正しく知って、正しく対処すれば、必要以上に恐れることはありません。ただ、我が家はアスベストが使われてるかな?など、もし少しでも不安なことがあれば、いつでもお気軽に相談してくださいね。
Home&nico解体では、 愛知県江南市を中心に扶桑町・大口町・犬山市・一宮市・岩倉市エリアでの解体工事を提案しています。 お気軽にご相談ください!!
