誰も住んでいない実家…
こんにちは。愛知県江南市を中心に扶桑町・大口町・犬山市・一宮市・岩倉市エリアで解体工事を行っているHome&nico解体のブログ担当です。
「実家じまい」…生まれ育った大切な場所だからこそ、いつかは向き合わなければいけないと分かっていても、いざ始めるとなると「一体、何から手を付けたらいいんだろう?」「お金はどれくらいかかるのかな?」と、不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
実家を片付けて、建物を壊し、その後の土地をどうするかを決めるまでには、実はさまざまなお金が必要になってきます。あらかじめ「何に、どれくらいの費用がかかるのか」を知っておくだけでも、気持ちの余裕が全然違ってきますよ。
今回は、実家じまいを考え始めたときに知っておきたい、具体的な費用の目安や内訳について、分かりやすくお話ししていきますね。

最初の大きな一歩!片付けや遺品整理にかかる費用
実家じまいで、まず最初に取りかかるのが「家の中の片付け(遺品整理)」です。 何十年も家族が暮らしてきたお家には、思い出の品だけでなく、家具や家電、衣類、日用品など、本当にたくさんのモノが詰まっていますよね。
「自分たちだけで少しずつ片付けよう」と思っても、遠方に住んでいたり、時間が取れなかったりして、専門の業者さんに依頼されるケースがとても増えています。
- 費用の目安:約10万円 ~ 80万円以上(お部屋の間取りや荷物の量によります)
一般的な一軒家(3LDK~4LDKほど)を丸ごと業者さんに片付けてもらう場合、大体の目安として30万円から60万円ほどかかることが多いです。「えっ、そんなにかかるの?」と驚かれるかもしれませんが、ここには不用品の分別、搬出、トラックでの運搬、そして正しい方法での処分費用がすべて含まれているからなのです。
★費用を抑えるちょっとしたコツ 業者さんに頼む前に、自分たちで捨てられるゴミ(燃えるゴミや資源ゴミなど)を少しでも出しておくだけで、荷物の体積が減って費用を安く抑えられることがありますよ。アルバムや貴金属など、大切な形見を自分たちの手でしっかり見つけ出すためにも、事前の「仕分け」はおすすめです。
次のステップ。建物を安全に解体する費用
家の中がすっきり空っぽになったら、次はいよいよ建物の解体工事です。 解体費用は、お家の「構造」と「大きさ(延床面積)」によって大きく変わってきます。一般的に、柱が強固な建物ほど、壊すのに特殊な機械や時間がかかるため費用が高くなります。
- 木造住宅:坪単価 約4万円 ~ 6万円
- 鉄骨造住宅:坪単価 約5万円 ~ 8万円
- RC(鉄筋コンクリート)造住宅:坪単価 約7万円 ~ 10万円以上
例えば、地域の主流である30坪の木造平屋や2階建てのお家を解体する場合、建物本体の解体だけで約120万円~180万円が目安になります。
ただ、ここで気をつけたいのが「建物以外を壊したり撤去したりする費用(付帯工事費)」です。お庭のブロック塀や門扉、カーポート、大きな庭木や庭石などを処分する場合、これらは別途費用がかかります。また、お家の前の道路が狭くて大きな重機が入れない場合は、職人さんが手作業で壊す部分が増えるため、その分費用がプラスされることもあります。
建物の状況は一軒一軒まったく違うので、まずは信頼できる業者さんにお家を見てもらい、現地調査をした上で見積もりを出してもらうのが一番安心ですね。
実家の売却や、その前後の相続にかかる費用
建物を壊してきれいな更地(さらち)にした後、その土地を売却したり、誰かが引き継いだりする際にも、手続きのためのお金がかかります。
■ 相続にかかる費用
実家がまだ親御さんの名義になっている場合、まずは名義を子世代へ変更する「相続登記(そうぞくとうき)」が必要です。
- 登録免許税(国に納める税金):不動産の評価額の0.4%
- 司法書士さんへの報酬(手続きの代行):約5万円 ~ 15万円
■ 売却にかかる費用
土地を売りに出して、無事に買い手が見つかったときには、不動産会社さんへ支払う「仲介手数料」が発生します。
- 仲介手数料の目安:【売却価格の3% + 6万円】 + 消費税
また、お隣の土地との境界線がはっきりしていない場合は、トラブルを防ぐために土地の広さを正確に測る「確定測量(かくていそくりょう)」を行う必要があります。これには約40万円~80万円ほどの費用がかかることが多く、基本的には売主(みなさん側)が負担することになります。
見落としがち!「その他」でかかってくる費用
実家じまいでは、これまでに挙げた大きな費用のほかにも、ちょこちょこと小さなお金が必要になります。「あ、これも必要だったんだ!」と後から慌てないように、頭の片隅に置いておいてくださいね。
- 電気・ガス・水道の停止手続き、および基本料金:解体工事ではホコリが舞うのを防ぐために「散水(水をまくこと)」をします。そのため、水道だけは解体工事が終わるまで契約を残しておく必要があります。
- 解体前のお清め(神主さんへのお初穂料):長年お世話になったお家に感謝し、工事の安全を願って「解体奉告祭(かいたいほうこくさい)」や井戸のお清めを行う場合、神社へのお礼として約2万円~5万円ほどが必要になります。
- ご近所へ配る粗品代:工事前の挨拶回りで持参するタオルや洗剤などのお代です。ほんの数百円のものでも、誠意が伝わる大切なアイテムですよ。
- 建物滅失登記(たてものめっしつとうき)の費用:家を壊した後は、「ここに立っていた建物はなくなりました」という登記を法務局で行う必要があります。自分でやれば実費(数百円)のみですが、土地家屋調査士さんに頼むと約4万円~5万円かかります。
まとめ
こうして並べてみると、実家じまいにはたくさんのお金がかかるように見えて、少し身構えてしまうかもしれませんね。
でも、実家じまいは決してネガティブなことではないのです。 空き家のまま放置してしまうと、毎年固定資産税がかかり続けますし、建物の老朽化が進んでご近所に迷惑をかけてしまう心配も出てきてしまいます。
まずは家族みんなで集まったときに、「これから実家をどうしていこうか?」と、少しずつお話ししてみてくださいね。
Home&nico解体では、愛知県江南市を中心に扶桑町・大口町・犬山市・一宮市・岩倉市エリアでの解体工事を提案しています。 お気軽にご相談ください!!
